世界にひとつのキラキラ

アイドルについていろんなことを喋るブログです

最近の話

最近の話したいけどあまりにも多いなと思ったのでブログにかくか〜と思い書いてみます。

ジャニオタのブログなのに全然関係ないこともかく。というか仕事の話かなりしてます。

 

まず直近のスノの話をすると、ライブはご用意されませんでした。残念!!!!!!!!!!!!!!!

落ち込んではいないけど寂しくないかと言われたら嘘になるので、ライブのことを思い出すと悲しくはなっています。

行きたかったな〜はこの3年ほどずっと抱え続けている気持ちなので、早くデカい会場になってくれないかな〜そしたら当たりやすいのかな〜?ということを考えています。

滝沢歌舞伎見れたのほんとに奇跡だったかもしれない。というかそれだけ人気なの凄いなぁ。ちょっと想像だにしないほど人気でビビってしまう。私が推し始めた頃はSnow Manはまだあんまり通じなかったのに今は割と通じるのすげぇな…。

 

それから、5月ごろに私は胃腸炎になったのですがそのあたりで暇すぎてVtuberを見だしたら信じられないほどハマってしまい、今も信じられないくらいハマっています。

 

で、多分このあたりからあまりTwitterに浮上しなくなりました。ずっとちゃんと好きなことには間違いないけれど、自分の心の容量がいっぱいになりすぎちゃうから一旦大好きなものの引き出しにしまって、時々その引き出しを引っ張ることにした、みたいなのが1番言葉としては合ってそう。

 

私はいろんなものを好きになりがちなので、好きでたまらないものをずっと机の上に置いておくことはなかなか難しくて、だから今までも大好きなものをいっぱいしまってきたし、今ハマっているそれだっていつか引き出しにしまう日はあるんだろうなと思います。

でも、引き出しをあけたらいつでもキラキラしていて大好きな9人がいるので、そっちをきちんと机に出す日だってあるし、どっちも机に広げて最高!!!!ってしてる日もある。

 

というふうに考えたら少し楽になりました。3年くらいずーっと好きで、とんでもなく支えられてきたからこそ、新しく好きになったものばかりじゃダメじゃん、みたいな気持ちになったりするんですが、別に好きな気持ちが減った訳ではなくて、ただ自分の色んなものが好きって気持ちの量がさらに増えて、増えた分が他の場所に行っただけ。

ということで、引き出しをときどき引っ張りながら好きなものをニコニコ見ています。

推しというものへの付き合いかたに関してはこういう風に考えるのが何だかしっくりきたので、たまに現れたら引き出し引っ張ったんだなと思っていただけると幸いです。

でも引っ張ってないうちに知らないものがありすぎて眩暈がしそうになることもある。けど、もしかしたらもう全部見ることを諦められるようになったのかもしれないなと思いました。

そもそも引き出しって引っ張るで合ってる?

 

6月ごろに耳に不調が出て眩暈もやばくなり病院に行ったらストレス性の難聴かな?と言われてう〜〜〜わこれは仕事じゃん、になったりしていたのですが、部署異動があったので命が救われていました。

思い返すと今年の2月くらいからその辺までは、結構ゾッとするほど生活の色が澱んでいて、よく自炊したり何なりできてたな…という感じでした。自分だけじゃなく実家でのバタバタとか、あと初めて1人でいるときにきた地震がかなり怖かったこととか、あとはとにかく仕事がずっとヤバかった。残業がどれくらいとかは全然覚えてないですが(そこそこはしてたけど)、とにかく元気なかっただろうな…という感じです。ずっと身体が重かった。

そのなかでもかなりメンバーのブログや曲に救われていた、と思います。泣きながらめめのブログを読んで救われたりしていたので、私は気付いたらあべちゃんだけでなくめめ推しにもなっていました。NHKの番組で花唄歌ってるの見て号泣したりしてました。懐かし…。

ちなみに今は全然症状出てなくて、低気圧が原因でひどめの症状が出てたのかな〜という感じです。初期に病院行ってお薬をもらったのもありますが、元々かなり耳が良かったらしいこと(これが1番びっくりした)と、低音型?かメニエールらしかったので、ふだんの音域にまでは影響がなかったのが大きいです。

ひどい眩暈があり足元がフワフワしてたりしたのも薬のおかげで無くなりました。

低音もまぁ聞こえているのでマジでそれなのか謎ですが、とりあえず病院に早めに行くのは大事だなと思いました。あとまぁストレスがそもそも排除されたのもあるのか。

 

異動後、こんなに変わる?というくらい信じられないほど身体が軽くなりました。

そもそも責任が重くなりすぎてたりしたというのもあるんですが、そこまでは向いてないことをかなり頑張ってやっていたのでそうなったのかな〜という気がします。

 

それで、すのはお誕生日のメンバーが上半期にかなり集中してる印象なんですが、もうこのあたり落ちまくってて何にも出来ませんでした。

めめの誕生日絵を今年描いたときもあまりにも何も出来なくて、何も出来ないことに泣いてたんですが(これも今考えると結構疲れててやばいなと思いました)、もう今年はとりあえず無理はやめようと思ってたら夏が終わりました。全然描けなかったし、メンバーによっては呟くことさえできてなかったと思います。

が、まぁ信じられないくらい心はいっぱいなので何にも出来ないんですね。Vの配信もそもそも見れてない日もあったし。

でも苦しく推すことに意味はないし、そもそもめめが笑ってて〜てブログで書いていたのが私は響きまくっているので、笑って推せるように無理はしないことにしました。おかげで今とても元気です。ありがとうございます。

 

で、まぁ落ち着いたと思ったら実家もヤバすぎる空気になるようなことが起きたり、会社ヤバくて転職ほぼ確で視野に入れるみたいな感じになっているんですが、おかげでどうにか元気にやれています。

なぜかって!?推しが生きているからです。ありがとう。

初めて滝沢歌舞伎を見に行く時のブログでわたしは「推しは灯台みたいなもの」と書いていたのですが、それは今も変わらないなぁと思います。

 

毎年山ほど大変なことはあるけど、今年はここには書けないけど根幹から崩されるようなとんでもないことが割と起きていて、足元はぐらつくし、泳いでんのに目的地に辿り着く気がしなかったこともあったし、そもそも暗すぎて見えねぇ〜もう泳ぎたくない〜立ってたくもないよ〜みたいな感じでした。

でも灯台はいっつもあかるいし、ちゃんと方向性を示してくれるし、笑わせてくれるので、また泳ぎはじめられるし、あんまり迷わなくなる。

信じられないくらい全部嫌かもと思う瞬間もあるけど、流石に投げ出さないし、投げ出したくないと思わせてくれるありがたい存在です。

 

そういう存在がこの3年間いたこと、これからもいること、それからまた新しい推しに出会えたことでちゃんと立っていたいと思えます。

立っていたいと思うのは意志だから強そう。

未来のことが不安になったりはしていますが、目の前のことをまずはやるしかない。

というか自分で自分の未来をどうにかするしかない。けど、今までの自分とは違うことをやっていけるのは正直かなり楽しみだったりする。

こういう心を持てるようになったのはちゃんと光を差してくれる推しのおかげなんだな、と感じています。ありがとう。

 

そんなこんなでなんのブログ?という感じでしたが、近況と推しとの付き合いかた、前向きな気持ちの言語化でした。

絵もまた描きたいのに全然描けなくなってしまったんですが、ちまちま練習自体はしてるのでまた自信がついたら描けるといいな。あとは楽しく描きたいな。

溢れだす熱

「Super sexy ……とんでもねぇ……」が初見の感想でした。

まずそこまでの流れを説明します(自分の生活の話なのでとばしてください)。

昨日職場で通知見て「早く帰りてぇ!!!!!!!」と思いつつ、やることいっぱいあったのでどうにか終わらせて帰宅。

今はまってるゲームの推しの夢女になる決意をしていたので(説明省きます)、
スーパーできちんとした生活を送るための食料を買いそろえ、運動をしてメイク落としてお風呂にはいってスープつくって食べた。

推しに誇れる人間であれ……と常々自分に言い聞かせてはいるけど、なかなかそううまくも出来なかったりするので、
そういうフェーズの時は素直に色々やったほうがいい。

早くSuper sexyになりてぇ……と思いつつご飯食べて、今日の仕事のために必要だった本を読み、もうとにかくすべてを整えてから見ました。
そしてマジですべてを整えたあとに見てよかった……と思う映像で、とんでもなくSuper sexyでした。

すごく丁寧に書きたい自分と、「いやとにかくSuper sexyなんだって!!!!!」と語彙力0のオタクがせめぎあって仕方ないんですが、
これは自担が考えた装置……ということでオタクも頑張りたいと思います。

スノインザボックスについては勿論前もって知ってはいたのですが、
写真で見た限りだと「割としっかりめの、頑丈そうな箱」という印象でした。
でも映像で見ると、作り自体は変わらないはずなのにすごく繊細なガラスケースに感じました。

私はSuper sexyがアルバム曲のなかでもかなり好きな曲なのですが、
水中で出来た大小様々な泡が上に向かって浮き上がるようなプワ……としたあの音に、繊細なメロディも相まって、
そこには確かに「誰かが大切に集めた宝物たち」=「スノマニ」がありました。

箱のなかで歌い踊るSnow Manのメンバーたち。
そしてそのメンバーの後ろ姿や横顔も、鏡のように少し反射して見えるのがすごくて……。

歌うパートによってそのパートのメンバーが一番よく見えるように照明の差をつけるの、
スポットライトをそれぞれ個人にやるのだとしつこくなりそうなのに、
ガラスケースごと変わることでその瞬間の主役をガッと引き立たせつつ、絵としても綺麗ですごく演出がうまいな……と感じました。

D.D.のMVで皆が箱にはいっていたのも少し思い出したりして、あそこからも着想を得ていたのか?と考えたりはしつつ……。

そして、私がSuper sexyのなかでも特に好きな「君を攻略するシナリオ」ゾーン。

ここの「手に入れられなくて」で雨のように水が上から滴ってくるの、あまりにも美しすぎて「阿部亮平」って人間の表したかった美をものすごく尊敬しました…………。
ゾワッと鳥肌が立つほど、あのときの照くんはじめ、カメラに映っていくメンバーが、映像が美しかった。
勿論カメラマンさん、衣装さん、照明さん、メイクさん、スタッフさんたちの沢山の力やSnow Manのメンバーそれぞれの見せ方も美しいというのはあるんですけど、
阿部くんの頭のなかにこんなに美しい光景を実現させたいという気持ちがあるのか……ということに私はうちひしがれるような気持ちになりました。
もうどうしようもできないよこんなの、とため息をつく感じ。笑っちゃうほどかっこよくて好きでした。

Super sexy、ボックスが赤く染められてもいやらしくないの本当にすごいと思うんですよね……。
なんか、演出がいやらしくないのってすごく大事だなと思うんです。
「そういう魅せ方ね」と思わない、まっすぐに心に響く美しさとか魅せ方があって、
きちんと曲の理解をして、それをとても丁寧に織られて見せられたような感じがしました。

そして最後ボックスは上にあがっていって、生身の集めた宝物たち(Snow Man)があらわれてくる。
私は殆ど当時ライブの情報を見ていなくて、箱にはいってることしか知らなかったので「出るんだ?!」となったのですが、
いや出て正解……と踊り出した皆をみて思いました。

人形のように箱に飾られて美しく佇んでいたり、せつなげな顔をしていた男たちはガラスケースのなかにいるから冷えているように見えたのに、
箱の外に出て人間の「熱」を出してくる感じ、その温度の出し方が美しすぎるでしょ……。

ガラスケースもそのままただ上がっていくのではなく、煌びやかな映像を流しながら舞台装置としてきちんと役目を全うして姿を消していくのも、全部が舞台なんだな……と思いました。
いやそうなんだけど、それぞれにきちんと役目を持たせているの、めちゃめちゃすごいなと思って……。

そのままケースを開けて外に出ることだって出来るのに、上からケースを取り除くというか、
丁寧に、傷をつけないように濡らさないようにケースを繊細な指使いで持ち上げるみたいな、そういう見えかたが出来る演出。

どこまで阿部くんがやったのかがかなり曖昧になってしまっているのですが、
曲の演出まるごととにかく好きでした。

ガラスケースを滑り落ちる水越しのSnow Manさんたちの動き、表情も憂いがあって美しかった……。それぞれの表現の仕方もほんとに……いいね……。あとやっぱり指先の使い方がみんな美しいな。
その憂いからの、どうしようもない、手離せない「君に対する熱」の見えかたなんですよねきっと私がたまらなかったのは……。

ほんとに皆をガラスケースに入れてくれて、水を滴らせてくれてありがとう阿部くん。

阿部くんが学んできたことがこんなにも美しいものに変わるんだってことを見られてファンは大変幸せです。
こんなのずっと好きでいてしまう、と思った映像の感想でした。

推したちのイメソン-合唱曲ver-

まず、このブログを書くきっかけになったフォロワーさんの短歌がとても素敵だったのでそれを紹介します。

https://twitter.com/36_____4/status/1462627738486185985?t=ocTDqZayQ_HzKOiBkFL5aA&s=19

リンク反応するのかな?
してなかったらちょっとまたあとで試してみます。

この短歌を初めて読んだとき、
あぁかわいいな~、分かるなぁ、かわいい黄色だよなぁ、とにこにこした気持ちで読んでいたんですが、なんとなくこういう黄色くて可愛らしいものがいっぱいあった「ようこちゃんが」という合唱曲のことを思い出しました。


ようこちゃんが
なんで素敵な女の子かというと~……

という冒頭の歌詞からもうかわいくて、
初めてこの合唱曲を聴いたときに
「こんなにかわいい合唱曲があるんだ…!」と
思ったことを思い出します。

みかんとひよことカステラと、たんぽぽのように黄色くて……


いや、これ照くんのイメソンじゃん、となってしまったのでした。

驚いたのは穂村さん(フォロワーさん)はこの合唱曲のことをご存じなかったことです。
元々そんなに有名な曲ではないみたいなので当たり前なのですが、そんな偶然でも似てる、と思うくらい、つまり照くんはようこちゃんみたいに素敵な子(子?)だということ……ということにものすごくほんわかしてしまいました。

大福もちに夕暮れ図書館、
ココアのように静か…
静か……?とはなりましたが、照くんは「動」より「静」のイメージがなんとなくあります。あんなに踊ってるしあんなに動いてるのに、静寂みたいな静かさがあるような気もしていて、個人的にはぴったりでした。

あんこのもったりとした感触や、夕暮れに窓から差し込む光がふわっと広がって金色に輝くようなオレンジの図書館、牛乳と混ざりあって穏やかな色になったココアとか、そういう安心感のある静けさ。

そして最後、
ようこちゃんが素敵な女の子なのは、
水まきみたいに涼しいから、
というフレーズがもう、これだ!!!という感じでした。
かわいいだけだったら照くんではない………。
髪が青くなったり、涼しい顔だったりするところ。この涼しい顔っていうのは、普段のスンッとした顔のことでもありつつ、本人の顔の雰囲気も涼しいタイプなのかな?と思っていて、
つまり照くんが素敵な人なのは、全部ひっくるめてそういうことですよね!!と、
「ようこちゃんが」に激重感情を抱きました。

合唱曲、他のメンバーでしっくりくるのを探したいなぁと思い探してみたのですが、
元々知ってる合唱曲が少なく、あまり見つけられず……とりあえずしっくりくるのがあったメンバーのを書いてみます。


「僕が守る」

めめのイメージです。
めめは、だれかを守ったり、だれかに守られたりするときもあるんだなと思いながら
こちらも見守らせていただいてるんですが、
私が好きで覚えていた合唱曲のこの曲がすご~くしっくりきました。

めめが主にブログだったりで、
日々ファンに向けて発信してくれる
優しくて強い想いって、
「これを本当に思ってくれているんだろう」と信用しちゃえるくらいの強さがあるなっていつも思っています。

そういう優しい強さみたいなのがこの曲にはあるな、と昔から思っていて、リンクするな~と感じました。

「生きる理由がわからないというなら
その理由を僕があげよう」

ふだんここまで言っているわけではないけど、
元気になるための力になりたいって言ってくれるそれが、この言葉のイメージに近いように感じました。
この歌詞のあとに続く言葉もとてもめめっぽいです。

歌詞全体が優しくて、曲調もとても優しい、
すごく好きな曲です。阿部ちゃんぽいかなともちょっと書いてて思いました。

https://ginironatsuo.com/monologue/15.html


「共演者」

これは阿部ちゃんです。

阿部ちゃん、というよりも阿部ちゃんに宛てたファン(私)の想いですね……書いてみて思いました……。

多分ファンの方、というかもう大体のオタクは共感できるんじゃないかしら……となんとなく思ってしまいました。
だからこれは阿部ちゃんじゃなくて、もしかしたら全メンバーに対するイメソンかもしれません。全推しに対するかもしれん。
ぜひ歌詞だけでなく曲も聞いてみていただきたい~~~
「人生は舞台だって 誰か言ったよね」のところのメロディがすごく綺麗でず~~~っと印象に残っています。

https://www.joysound.com/web/search/song/410162


これでなんとおしまいです。もう知ってるなかで思い付くのがなかった……。

このブログを書こうとおもって、改めて合唱曲を聴いてみたりしたのですが、合唱曲ってなんかいいですよね。
感情の瑞瑞しさみたいなのが、いわゆる邦楽とは違う歌詞やメロディで表現されてて気持ちがスッキリしました。

自分が高校生の頃の気持ちに戻れるような気がするのもあるかもしれません。
好きな合唱曲は他にもいくつかありますが、スノにしっくりくるのは思いつかなかったので
これはスノに合うでしょ~~~って合唱曲があったら教えてほしいです。聴いてみたい!


ではではそんな感じです。
風呂場で汗だくになりながら書きました。
明日もお仕事頑張ってくぞ~~~。

消えた初恋4話を見た

結論から言うと、あっくんの言葉がほんとに好きだ、という話です。

「最終回見終わったら買うかな~~~」とか思ってたのに、先週3話を見てなんか勢いで全巻買ってしまった消えた初恋。

ドラマ版の4話のあっくんの台詞は、漫画を読んでいたときは「お~~~あっくん良いこというじゃん、そうだよね、うんうん」くらいの感じで、じんわり胸があったかくなる、くらいだった。

だけど、内容も台詞ももう知ってるのに、ドラマであっくんが言ってるのを聞いたら訳もわからず涙がじわじわ出てきてこぼれていた。
漫画でもいいなと思った記憶はあったけど、泣いたかは危うい。一気読みしてて情報を処理しないままだったからかもしれない。

「じゃあその普通が間違ってるだろ」

この言葉が響いたのは、
たぶん「世間一般から見ても、自分から見ても、井田のことを好きな自分はヤバいんだろうな」と思っている青木が、
「普通に考えてヤバいだろ」という言葉で
予防線を張っているのに対して、
あっくんがものすごくあっさりとそれを切り捨ててくれる、その様がとてつもなく美しいなと思ったからだとおもう。そう思っている心も、それを伝えてくれる素直さも。
あっくんが実際にどういう状態を普通と考えているかまでは分からないけれど、どちらにしてもやさしくて美しくて、つよい言葉だ。


あっくんはその前の「ありえねぇ……」の場面でも、とても青木のことを大事に思っているのが見える。
彼はただ「青木」という友達に辛い思いを自分がさせたことにガッカリしていて、ほんとにただそれだけなのだ。いろんなこと取っ払って、彼にはそれだけで、その「それだけ」が、本当にやさしい。ほんとは全部それだけでいいのにね。

話は少し変わるけれど、私は違国日記を読んでいる。最新巻のネタバレをいきなりぶちこむのでまだ読んでない人は気をつけてください。

主人公の朝のともだちのえみりは、6か7巻くらいで明かされたのだが彼女がいることをずっと秘密にしていた。
恐らく女の子が好きなのだろうな、と3か4巻の書き下ろし?を見て思ってはいたのだが、やっぱりそうなんだな~と思っていた。
最新の8巻で、えみりはようやく朝に「彼女がいる」ことを打ち明ける。
はえみりに彼氏ほしい~~~とか、「男性が相手であることがふつう、というか当たり前」の話題の仕方をしていたりしていたので、えみりは朝にそのことを打ち明けられずにいた。

この話の時の「あたしはただ、あたしでいたい」というえみりの言葉にハッとした。
普通とか、普通じゃないとかそういうことじゃなくて、好きな人を好きでいたい、
その人を好きな自分が自分でいられる、それはすごく「ふつう」のことだし、そうありたいだけ。

消え恋の話に戻ると、ドラマ3話の「好きって気持ちにヤバいなんてないよ」という橋下さんの言葉もすごく好きなんだけど、消えた初恋のキャラクターたちはみんな、いとも簡単に、今現実世界で戦おうとしている問題を「ふつう」として受け入れている。
まっすぐに、人が人を好きになるということを受け入れているのが、本当に美しくて、好きだなぁと思った。みんなただ、自分でいる。

ドラマでは少し省略されてるけど、原作にある橋下さんがあっくんを好きになったきっかけの受験のエピソードもとってもあっくんらしくて良い。ぜひ読んでいただいて……。

「じゃあその普通が間違ってるだろ」の声を聞いた瞬間にテレビの前でぼろぼろと涙がこぼれて、久しぶりに声をあげて泣きたくなった。
「ふつう」は人によって違うから、どうしようもできない「ふつう」もあるし、強要できるものでもないけど、
それでも、あっくんが大切な友達に告げたこの言葉は、青木のための、大切できらきらとした柔らかい感情から生まれたもので、とてつもなくとうといものだとおもった。一生ものの盾になってくれるような、お守りみたいな言葉だった。

今日初めて推しに会った

滝沢歌舞伎ZERO2021を観に行った。

観に行ったのでネタバレを思いきりします。
ほぼネタバレしかしてません。というかほぼすべてのネタバレをしています。
レポみたいなもんだと思いながら読んでいただけたらと思います。









座席、いい席が当たったなぁと思ったけど本当にいい席だったのでたまげてしまった。

近!!!50m走より近いんですけど…………と思いつつも一人で観に行ったので叫びそうなのを心のなかでグッと堪える。
私の周りの席の方も一人で見に来ている方々が多く、なんとなくホッとした。こういうところの会話はいつも、聴いちゃいけないものを聴いているみたいな気持ちになったりザワザワするので正直安心した。

水を買いに行きトイレに行く。全てに緊張してしまう感じがとてもABKAIを思い出した。あの時もものすごくそわそわしていた。

周りの席の人がコートとかを手に持っていないことに焦る。ロッカー!?と思いつつ平静を装いながらいそいそと色々なものをしまう。
ウォ~と落ち着かなくてなんとなくTwitterに呟いてみたり、みなかったり。
開演5分前のブザーが鳴って、携帯を慌ててしまった。


5分、長い。なんかもう目を瞑っておこうかな、と思ったけど証明とかが気になるので見る。バックでwith loveが流れ始めて、映画のみんなを思い出した。
12月に観に行った時はまさか目の前で見れるとは思っていなかったから、感慨深い気持ちになっていたら、再度ブザーが鳴る。

始まる、と身構えたら、薄いスクリーンに映画で見た水面がうつった。
あ、映画のオープニングと同じ感じで始まるのかな?と曲が流れだしたので見ていると、
それぞれの名前と顔が出てくるシーンになった。


スクリーンにうつった照くんの反対側、スクリーンの奥の、舞台上に、照くんがいた。

え、いるじゃん。いるじゃん……。



どんどん出てくるメンバーの名前と顔、本人たち、焦る私。まだ出てくる覚悟をしてなかった。
同じ位置に証明当たってるのに毎回違う人が出てくるから移動してんのかな、とかやけに冷静な自分がいた。


スクリーンが上がって、上がって、どうだっただろう。

彼等が舞台の上に立っていて、私はそれを見て、動揺した。
生きてる、目の前にいる、そこに肌があって、そこには何の壁もない。

ひらりと桜のメロディとともに、どんっと青い桜が降ってきた。
えっ来るんだけど、こっちまで、何!?と思ったら目の前は真っ青の桜の花びらだらけで、
私のたたんだコートや着てきた服は花びらまみれになった。今思えばスプラッシュマウンテンみたいなものだ。ひらりと桜て、全然ひらりじゃありませんが!?!と思いながら、
目の前にいる彼等と、青い桜と、それまみれの私がその場所にいることに胸がいっぱいになった。

こんなに音が大きいんだと思った。そうか、マイクを使うんだね、と今までもそうだったであろう細かなところ全て、全部実感したことはなかったのだと気付かされる。
照くんが歌って、ふっかさんがうたって、めめあべが歌って、だてさく、なべこじ、ラウールくん。

正直なところ、あまり覚えていない。
私は映像でもなんでも、見ているときに他のことを考えてしまったりする癖があるし、
目の前に9人がいるという事実を受け止めるのに精一杯だった。新橋演舞場、思ったよりも狭い、近い、と思ったのは覚えている。

皆、扉の辺りを見て歌うんだなぁと思った。
ライブではないし、ライブもどうなのか分からないけど、多分そういうものなんだろう。プロなんだな、となんとなく思った。
まぁ目あっちゃったらもう大変だもんね……と思いながら、昔好きだった地下アイドルは目合いまくりだったこととかを思い出していた。
私は本当に関係ないことをすぐ考えてしまう。

泣きそう、と思いながらも泣かなかった。
なんとなく泣いちゃいけないような笑ってたい気持ちだった。視界がボヤけるのも嫌だった。

演目の順番がパッと思い出せないのだけれど、
確かこの次に新曲を歌っていた。
僕らはひとりじゃない、という言葉とともに写し出される医療従事者の方々や仲睦まじい家族の映像が流れてきて、皆が歌っていて、またなんかうっかり泣きそうだった。


九剣士。
バトンの女性のかた、映画見てても思ったけど本当に凄い。あと黒いレースの口を隠すやつがとても素敵。
IMPACTorsのメンバーが出てきて、ウワーーー!!かわい……となってしまった。佐藤くん顔ちっさいな……。

九剣士、ラウールくんの飄々とした感じがたまらないな……と思いながら見ていたのだけれど、
最後阿部ちゃんが大きく舌打ちをして舞台の奥に歩いて消えていったのが完全に恋だった。チャン川井さんが心のなかで惚れてまうやろ~~~と息も絶え絶えに叫んでいた。

そのつぎは多分変面で、これに関しては映画で見ていたのでまぁ……と思っていた。
けど、目の前で見ると改めて訳がわからなくて????てなった。凄い技術だ。
誰がどの人なのか私は毎回忘れてしまうので、最後帽子を脱いだこうじくんがしょっぴーにすこし見えたとき、「おやっ!?!!!?」となってしまったけど、こうじくんでした。
皆脚長細くてびっくりだった。

Maybe、あべふかがスクリーンの前で歌って、スクリーンの奥にラウールくんがいたのだけれど、ちょっと阿部ちゃんが近すぎて阿部ちゃんばかり見てしまった。舞台のへり?のところに座るのでもうめちゃくちゃ見えるのだ。阿部ちゃんが。男の子や………………と謎の感想を持ちながら見ていたのだけれど、スクリーンにプロジェクションマッピングみたいに色々な映像が写し出されて、Perfumeみたいだな……よかったね……とか思いながら見ていた。ラウールくんは赤い靴を履いていて、映画のときはハイヒールを履いていたような気がしていたけれど、今日はぺたんこの靴にみえた。元々そうだっただろうか。
なんとなくいつもの彼のダンスとは違うように見えて、ほんの少しだけ引っ掛かりながらも、こういうものかな?と思っていたら次の演目に変わった。ちなみにこの時拍手をするタイミングを失って拍手ができなかった。

My friend、舘さまの四角いやつがやっぱり凄い。パンフレットだったかに、さらっと物凄いことをやっています、と書かれていたけれど本当だ。なぜその姿勢で落ちない……?みたいなのがいくつもあって、ついつい舘さまを多めに見てしまった。
今回は舘さまは四角いやつから降りて、しょっぴーと踊るシーンがあるのだけど、私は「My friendと今回は踊れるんだね!!!!!」とよくわからない感情をもっていました。よかったね地上に降りて一緒に踊れて…。

その次は、確か腹筋太鼓をやって、それからIMPACTorsの皆が出てきて踊って、そこからBLACK GOLDに繋がったんだったとおもう。
今書いてて思ったけど、さっくんの牛若の演目は映画でだけだったのだろうか。個人でのものがなかったきがする。どこかに混ざっていた?

腹筋太鼓、最初ずっと腹筋をやっていたので改めてキツさを実感した。と同時に、推したちが上裸で腹筋しながら太鼓してるってどういう状態だよ…………とまじまじと太鼓を叩く腕を見た。このとき座席の問題で見えないメンバーもいたけど、ラウールくんが見えなくて、?どこ???となった。どこにいたのか本当に分からなかった。メカ太鼓?と思ったけどいないように見えた。だからあのとき見えなかったの?と気付いたのは、五右衛門のときだったので、私が見逃しただけではない可能性は高い。

BLACK GOLDの時に完璧に違和感を抱いた。ラウールくんの動きがなんだかいつもと違う。手を抜いてる?いやそんなことしないだろう、じゃあ何だろう、と思ってみていて、
それからラウールくんの初めての滝沢歌舞伎はものすごくトラウマだったんじゃないだろうか、と思った。怖がってる?
お客さんのこと、まだ怖かったりするのかな、大丈夫だよ、と願って見ていた。なんだかものすごく心配になってしまって、ラウールくんばかり見てしまった。これさえ怖がられていたらどうしようかとおもった。でも明らかに動きが鈍いから、何があったんだと不安になった。

その次は多分、生化粧だったと思う。
基くんと椿くんが出てきた。かわいい。
拍手をしてほしいタイミングで小さくパチパチ椿くんがしてくれるので拍手がしやすかった。
初めてなのでどこで拍手したらいいのかわからないのだ。
9人が化粧をしている傍らで2人がMCをしていたのだけれど、
Snow Man側からIMPACTorsへの質問のコーナーがあった。
ふっかさんは、メンバーのなかでお笑い担当は誰なの?しょっぴーは、大河くんの愛が重い、俺は佐藤新くんが好き、というアドバイスや質問だった。

阿部ちゃんとさっくんの化粧が早すぎてあっという間に消え去っていったのだけれど、あれは女役だからなんだろうな。
向井くんが話のどこかのタイミングで「オープニングで拍手なくて寂しかったんや!」と言っててえっ!?ごめん!?!!となった。どこで拍手したらいいかわからなかったよ……あと正直あらゆる動揺で拍手どころではなかったというのもある……。ので今度行く予定の方はめちゃくちゃ拍手をしてあげてください。


男と女の演目は、やっぱり阿部ちゃんて背高いんだな……としみじみ思いながら見ていた。
綺麗なお姉さんがいるよ、と思いながら見ていると、めめが出てきて、なんか、なんか可愛いな…………と思ってみていた。めめは可愛いんですが、なんか、「あっ、この人やっぱり下から2番目に幼いんだな」という感じがした。
さっくんは相変わらず可愛らしくて、なんかもう女としてやっていけませんが……という気持ちになった。しょっぴーとさっくんの役の立場が毎回よくわからないまま見ているのだけれど、姫と従者とかなのかな。
キスのシーンのとこ、長くない!?!!?と思ったらちゃんと顔を離したので安心した。こちらの心臓がもたないので本当によかった。推しと推しの顔が近いと焦るよね……。

五右衛門、ちょっと笑ってしまうかけ声だ!!と思いながら最初は見ていたのだけれど、ラウールくんがみえをうまく切れていなかったのを見て、あっ、やっぱり怪我というか痛めてるんだ、と確信した。
周りのメンバーよりも腰をなかなか落とさなかったり、首をあまり回さなかったりするところがどこか違和感を抱いた原因だった。
気付いてもどうしようもできない、私たちのために舞台に立ってくれているのに痛い思いをしていることが苦しくなった。だからせめて応援しているという気持ちが届きますように、痛みませんように、と、なるべく見えるように拍手をしたし、拍手から戻した手は気がついたら祈るかたちになっていた。ちょっと祈っているところが向こうから見えて、少なくとも不安を除けたりしないだろうか、とか思っていた。

舘さまが照くんに刀を投げるところ、本当に失敗しないから、それが当たり前でなくてはいけないとしても凄いことだった。

そのあとは確か演舞だった。
演舞から、花鳥風月。どうしてもラウールくんばかり見てしまった。子どもが心配でしょうがないお母さんの気持ちってこんな感じなのかなと思っていたら、演目が終わって、休憩になった。

トイレにいこうと席をたって、トイレの列に並んでいると、恐らくラウールくん推しのお姉さんが「首が痛くて見栄が切れないんだよ」と涙声で言っていたのを聴いて、やっぱりそうだったんだ、と思いながら、彼が2年前泣きながら挑んだこの舞台にいま、君を心配している人がいっぱいいるよ、だからどうか怖がらないでね、と思った。

トイレにいったら服についていた花びらがポロポロ落ちてきて、こんなとこで落としてすまん……と非常に申し訳なくなった。


後半が始まって、おまるさんが出てきた。
飛沫防止のために手鏡みたいなのをして泣いていて、ちゃんと反映されている……と見ていると、あべぞうの姿がない。
あべぞうどこで出てくるんだろうな、と思ったら、あべぞうはあの世にいってしまったとのこと。マジ?あの世?どっかじゃなく?えっ、あの世…………?、??と突然の出来事に結構ガチで落ち込んでいると、2階の方からかわいらしい犬の鳴き声が聴こえた。
あっ、犬になったの?と思って見ると、そこには、だてたまが。舘さまではなく、だてたまである。だてたま、独白がかなりしっかりしており、爆笑してしまった。だてたま。

じゃあ阿部ちゃんはどこに??と思ったら、元々の舘さまの役に近い、おかっぴきの役にジョブチェンジしていた。おぉ。人間になったんだね、あべぞう。てか細いな。えっ、細くない!?!!と、胸板厚めだった徳俵の旦那の面影を思い出しつつ、話は進んでいく。ちなみにあべぞうのショックは未だにある。二度とあべぞう見れないじゃん………………。
でもひかるくんとの同い年コンビ、なんか同僚ぽくてかわいかった。


官兵衛、半兵衛、以蔵の3人は映画の台詞と同じ感じで進んだ。いやしかし近い。私の席は一番こうじくんが近かったのだけど、いつもあんなかわいい関西弁の男の子がこんな悪役をやっている……凄い……と妙に感動してしまった。
ラウールくんが大きく体を動かすことがない役で本当に安心した。正直前回のライブでのさっくんの怪我の件もあったのでブログに怪我してるっぽいことをかくかかくまいか迷ってはいるけど、最初私がしていたように変な誤解を持ちながら見るよりはいいのかなと思ったので正直に書くことにした。

金さん銀さんはコメディ要素がやっぱり一番多くて笑ってしまった。
エコーがかかるところで、さっくんの変な声が反響したのに恐らくしょっぴーがツボってしまい、なんかもうずっとニヤニヤしててこっちもニヤニヤした。最終的にキャッキャウフフしてから金さんを突き飛ばしたところで「すみませんでした」としょっぴーが謝ったので客席も笑いながら拍手していた。確かにこの人は普通のこといっててもなんか面白くなっちゃうな、とおもった。

回覧板(だっけ)のシーン、照くんのとなりに座るだてたまをものすごくじ~~~っとみている照くんがかわいいし、なんですか?といった様子のだてたまも面白かった。


物語はぐんぐん進んでいき、(だてたまが本当に面白かわいかった)ラスト、金貨が降ってきた。ポン、と私の鞄の上に落っこちてきたそれは、キラキラしていたので見ていたら照くんのナレーションが始まった。

鼠の夢、笑いあり涙なしの世界の話。
それはジャニーさんと重なってたんだ、と照くんの声で紡がれる想いを静かに聴いた。

with LOVE、皆ニコニコしていたのが印象的だったな。ラウールくんは途中途中苦しそうに見えたけど、最後にはちゃんと笑えているように見えたので少しホッとした。

腕がもげるんじゃないかってくらい拍手をした。出ていたすべての人に。ちょっと腕が痛かった。


会場を出ると、コートやワンピースからはたいたつもりの花びらが帽子から何枚か出てきて、しかもワンピースにもまだついていた。鞄にも入っていたし、もう不可抗力で持ち帰らざるを得ない感じだった。

昨日の自分、滝沢歌舞伎面白かったよ。生のSnow Manは格好よかったよ。
照くんは生で見ると本当に筋肉が凄かったし、あぁこのひとを信じよう、頼ろう、と思える人だと思ったよ。この人がやっぱり、言わずと知れたうちのエースだ。腹筋太鼓で脇腹をついついガン見してしまった。やっぱり石膏像に残されるべき人だよな……と思う。鼻の辺りのデッサンするの絶対楽しいぜ。今私が受験生だったら絶対石膏選んだだろうし凄い楽しく描けただろうな。これは随分むかしの自分につたえたいことだけど。

ふっかさんは化粧中、しょっちゅう椿くんと基くんにコメントしていたのが印象的だった。腹筋太鼓でまわってきたとき肌が真っ白ですぐわかった。歌声はまっすぐで、私この人の歌声がとても好きだなぁと改めて思ったよ。ナチュラルで、ぶれない。
8月12日にSnow Manを好きになった私、あべふかの入所日なのは本当に運命だと思っている。だからこそ、あべふか二人のMaybeが生で見れたよって、昨日の自分に伝えてあげたい。声がぴったり重なっててよかったなぁ。

さっくん、小さくてかわいかったからちいかわか???とか思った。でも格好いいんだよ。アドリブいっぱいしていて、いっぱい笑った。あんなに明るいのに儚かった。やっぱり女形がとてつもなくかわいくて、ふと斜め後ろから見えた輪郭がスッキリし過ぎていて華奢に見えるのに、演舞で人の上を飛んでいったり、筋肉バキバキなところが本当にもうギャップ。黒髪の佐久間くんのひらりと桜を踊っているところがやけに脳裏に焼き付いている。


しょっぴーを見たときに一番、あぁSnow Manが現実にいる、と思ったのは何故だったんだろう。一番、サラリーマンとか、そういう「ふつう」に戻ることを考えていたことを彼本人の話を聞いて思っていたからかもしれない。彼がアイドルでいることは、私にとってものすごく「現実」だった。ずっと前に一般人に戻った推していた地下アイドルのことを昨日ちょうど考えていたから、余計鮮明に見えた。


だてさま、四角いやつに乗ってるのが本当に凄かったのにだてたまで全てが……全てが……て感じだった。舘さまが前よりも話すようになったと雑誌で言われていたりしてたけど、多分今じゃなきゃこういうことはしなかったんだろう。だからこそ、そういう楽しんでる舘さまを見ることができて本当に良かったと思った。だって昨日の私想像したか?舘さまが犬になるんやぞ。めちゃくちゃ鳴き声可愛いぞ。ゆり組は犬がうますぎてなんなんだと思った。どことなくロイヤルな犬だったし背中はハート柄だったの「だてたま」て感じで最高だったな。最高だったよ。

こうじくん、最後のwith LOVEで眉毛を少し上げて左隣の阿部ちゃんとアイコンタクトしたのを見て胸がグッッとなった。右隣は確かふっかさんだったと思うけど、背中に手をまわしていて、あぁ私の見たことのあるこうじくんだ、と思った。拍手出来なかったのは本当にごめんね、モチベーション上がるのよ拍手があると、ってそりゃね、そうだよね、と思いつつ、でもタイミングわからへんもん!!!と私のなかのエセ関西弁こうじくんもちょっと駄々を捏ねた。でもほんと、最後のあべこじで向井くんの素の部分みたいなのが見えて良かった。ライブと違ってMCとかもあんまりないし、悪役だったりでアドリブもあんまりないから、優しい彼を見られて嬉しかった。

めめは、シンプルな感想になっちゃうけどやっぱり格好良かったな。背が高くて、足が長くて、がっちりめで、でも顔は甘くて。なんか年下っぽいところが見れたのも、生で見た感じがしてよかった。それこそ彼は素が見えるところが少なかったように思うけれど、BLACK GOLDで歌ってるところなんかはめめだ~~~……!!!と思った。格好よかったけどかわいかった。最後の最後、円のオブジェに皆が乗るところでめめがニコニコしていたその笑顔が優しくて、それが凄く印象的だった。


ラウールくんは、体を痛めているぽいことがどうしても気になってしまったし、心配でそのことばかり考えてしまった。このブログもほぼほぼそんな内容になってしまった気がする。これから先の講演で彼の体が万全な状態に戻りますように。次にあなたを見るときはもっと元気なところが見られますように。大きくなったと思っていたけれど、やっぱりまだまだ幼い顔つきだった。まだ子どもだった。どうか公演期間が苦しくありませんようにと願うけど、苦しいだろうな。目線がなかなか上を向かなかったりしたのを見てしまったから、最後、あなたが笑ったのを見たとき私は本当にホッとしたよ。嬉しかったよ。生のラウールくん、かわいくてかわいくて仕方がなかったよ。頑張ってくれて、本当にありがとう。


最後に阿部ちゃん、阿部ちゃんがこんなに近くにいることが最早なんだか恐ろしかった。
私の推し、めちゃくちゃ近いとこにいる……と思ったけど、遥か遠くにもやっぱり感じた。
アイドルは近くて遠いみたいなことを聴いたことがあるけど、本当だよね。
目の前にいるのに別世界の景色を見ているような気持ちでもあった。
阿部ちゃんの天気予報はないのか……と思ってたんだけど、まさか劇中であるとは思わなくて凄く嬉しかった。明日の天気は晴れか~~~。嬉しい。
細かったな。ニコニコ笑ってるとこがやっぱり好きだと思った。あとやっぱりつい阿部ちゃんを見ようとしちゃうのでやっぱり推しなんだな……と思った。



私は滝沢歌舞伎2021ZEROは今回の回しか行かないので、もう一度見ることはできないのだけれど、もう一回見たくなってる。

9人、いたなぁ。
現実だったことはあらゆるところから出てくる青い花びらが教えてくれるのに、まるで夢の中にいるみたいで、実感は相変わらずわかない。
ライブとは違うから、ライブほど本人たちの素を見ることは出来なかったけれど、
必死な彼等を見ることができたこと、
雪男の彼等が春に行う公演が、私が初めて見る9人だったことが嬉しかった。

当選が決まって買った桜のイヤリングを初めて今日つけた。
絶対に現場があったらこのカラコンをつけると思っていたカラコンをつけていった。
今日のために買った服を着て、今日のために残しておいたちょっといいファンデの試供品を使った。
今度は一緒に歌いたいね、と思いながら愛の歌を聴いていた。
今度はいっぱい一緒に笑いたい、泣きたい、応援したい、いっぱいいっぱいやりたいことがある。
それでも会うことが出来たことが何よりも嬉しくて、せめて伝わりますようにと思いながらした大きな拍手が、彼等の目に少しくらいはうつったかもしれないというその事実も、今何にも替えがたい素晴らしい幸福だ。
昨日の私も、去年あらゆるものを諦めなければならなくて、そんなにショックを受けられなかった自分も、こんなじんわりと滲む幸福があることを、あとから泣けてくる現実も。
これからも色んなことを望んで、色んなことを叶えていこう。私の人生も、Snow Manの夢も。ずっともっと胸を張ってまたあなたたちに会えますように。


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明日初めて推しに会う

明日初めて9人を生で見る。

今週はもう、仕事が正直散々だったり体調が月のもろもろで最悪だったり、大事な人に悲しいことが起こったり、なかなかうまくいかないこともおおかった。
月曜は行きの電車で泣き、帰りの電車で仕事のことで泣き、
火曜はどうにか大丈夫だったけど、
水曜日は帰りの電車で号泣して遠回りして泣き止もうとするも永遠に泣き止めず、
木曜日は水曜日の号泣のせいで目が腫れまくり(心からリモートでよかったと思った)、
さらにうまくいかないので終業後に泣きながら作業をし、そんなこんなで金曜日だった。
今日は泣いてません。泣かなくてすんだ。

苦しいことは続くのだ、という星野源の歌詞を思い出して辛くなった。続くよね、ほんとに。

自分がいつまでたっても成長出来ないこととか、うまく出来ない情けなさとか、
自分だけがどうしても遅れていて、
本当はこうありたいのにこうなれないとか、
そういう自分の理想と今の自分がずれていることに憤ったりした。
でもやっぱり一番思ったのは情けない自分が嫌だった。


嫌だったけど、私は今週推しに会うんだ、というそれだけで、今週乗り切った。
ずっとずっと、この日を待っていた。1年と半年と少し。そんなに長くないようにも思えるけれど、でもやっぱり長かった。好きになってから、初めて彼等に会うのだった。
本当だったら去年の誕生日に私はライブに行く予定だったのだから、本当だったらがいっぱいあって、だからやっぱり長かった。だってずっと行きたかったからね。

ABKAIにはご縁があって観に行くことが出来たので、阿部ちゃんと舘さまは見たことがあるけれど、そのときは歌舞伎をしている(している?演じている?動詞?)2人だったので、Snow Manの2人に会ったという感覚とはまたすこしちがった気がする。メイクも完全に歌舞伎のものだったから、声がだてさまと阿部ちゃんだ………………あっ、横顔綺麗~~~…………横顔こんな感じか……とかそういうことをずっと考えていた気がする。歌舞伎自体がかなり面白いなと思ったのであれは本当にいい経験だった。ただやっぱり歌舞伎を見に行ったという印象が強かったし、9人ではなかった、というのもあって、推しを生で見た、というのとは感覚がまた違ったように思う。ずっとずっと遠くにいる人達なのだ、という感じがした。


Snow Manは私にとって小さな灯台だった。
私はなるべくひとつのものに依存しすぎるとそれを失ったときにあまりにも苦しくなってしまうのが怖いので、出来るだけ好きなものを多く作るようにしている。
漫画やゲームは現実逃避にもってこいで、それでいてたまに現実を頑張る力をくれたりする。
Snow Manは現実にいる本当の人だから、本当の現実を頑張る力をいつもくれる。

漫画やゲームも、誰かが祈りをこめて伝えてくれているという事実を私は尊く思っているけれど、
同じ世界に生きていて、実際に身に降りかかってくるものをどうにか乗り越えたり、たまに潰されたり、それでも立ち上がったり、
そういう人達がいるんだということは、尊いし、やっぱり希望だった。
いっぱい、いっぱい励まされてきたんだ。

正直現場の雰囲気も知らない、本当に一度だけ友達の関ジャニのライブについていったくらいしかなくて、何も分からないけれど、
唯一こっちの感情を伝えられる拍手は出来るだけ大きな拍手をたくさん送りたいなと思っている。


明日、初めて見てどう思うんだろう。
YouTubeとか、テレビとか、そういうものでしか見たことがなかった9人の姿を、目の前で生きているんだってその現実を、私はしっかり目に焼き付けて帰りたいなと思う。今週、いっぱい頑張ってよかった。泣いてばっかだったけど頑張ったものはどうにか形にはなったし、それでもまたダメだったとしても、多分明日のことをぎゅっと抱えてまた元気に前を向けると思う。

明日の私、楽しんできてください。
いっぱい楽しんできて、どうか今日の私に感想を教えてください。
とりあえず明日の私が胸を張れる自分でいられるように準備は頑張ったよ。筋トレは今週はこんなだったから流石に出来なかったけど。よろしくね。

デビュー1周年を迎えるにあたって

去年の1月

泣きながら、
母が用意してくれた目の前に置かれた食事を見つめながら、
カルテットの
「泣きながらご飯を食べたことのあるひとは、生きていけます」
ということばを思い出したとき、
絶対に生きてやる、と思えたことは一生忘れない。

そうだ、生きていけるんだ、大丈夫、
こんなに泣いてたってご飯は食べれる、
だから大丈夫だ、生きていけるんだ、と思いながら
眉根を寄せてぼろぼろ溢れる涙もそのままに、
箸を手にとりお米をひたすら口にはこんだのを覚えている。

半ば強引だったかもしれないけれど、
でもきっとあのときそう強く思えなかったら
私は今みたいに生きていけないだろうとおもう。

自分のちょっとした、ミスとも言えない、
ほんの少しの気遣いとか、
詰めの甘さとか、そういうもので
私は自分自身に一生消えない傷を
大学生活の最後に残してしまった。
しかも卒業式もなくなってしまったので、
私の大学生活は
そのほろ苦い思い出を残したまま幕を閉じた。

詳しく話すと身バレしそうなので話さないけれど、
簡単に言えば、自分がしなかったほんの少しの工夫で私の卒業課題における講評はふた言で終わった。
4年間の終わりに1年かけて作ってきたものへの言葉がふた言だった。
2行で終えられるような内容だけど、私にとってはもう、立ち上がれない、動けないと思うほどだった。

大学はとても楽しかったし、
そこで出会えた友人も素敵な人達ばかりだ。
でももっとできることがあった、
未熟以外のなにものでもなかった、と思うのは
多分今になったからこそ言えることなんだと思う。

せめて少しでもマシな記憶にはしよう、
今できることはなんだ、と思って
教授に相談して修正したりして、
少なくとも最終的にはきちんと言葉をもらえたのだけれど、
情けなさとか恥ずかしさとか、
未熟さを実感した。
私はそれなりにそつなく、大学生活のことを色々とこなしていた、と思う、たぶん。
かといって出来がいいわけでもなく、
でもなんとなく、それとなく取り繕った真面目さだけで生きていたので、
成績表にひどい評価がつくことはまずなかった。
私の大学の成績表は真面目に出席して課題もだしていればまぁ優はとれたので、
自分自身の未熟さを本気で実感したことはなかったのだ。

というか、詰めの甘さを。


今でも重たくのしかかるこの言葉は、
当時自分自身を呪うようにひたすら頭のなかで
自分に言い続けていた。
それこそ泣きながらご飯を食べた日、私はただただ眠れないまま自分にたいして呪詛を吐き続けた。

この傷(というと格好良すぎるけど他の表現が見当たらない)は一生消えないだろうな、と
呆然とただひたすら涙を流し続けながら思っていた。

それでも、その日のうちに、
あぁよかったなとも思った。
こういう気持ちに一回くらいならないと、
私はきっと一生それとなく過ごして終わっていただろうと思ったからだ。

一生消えないけど、それをどうにか癒すために多分私はこれからずっと生き続けるんだろう、と思えばもうそれでいいとおもった。
21歳で初めて人生において決定的な挫折をしたけど、一生こうやっていく覚悟ができた。
自分自身でおった傷を癒すためには多分自分自身を認めていくしか癒す方法はないのだと思った。

そして、私はSnow Manのことをふとおもった。
どれだけ泣いていてもある程度自分の感情にカタがつけば他のことを考える余裕は出来る。

Snow Manはこうやって泣いたことはあったのかな、と想いを馳せた。
泣きはしなかったかもしれないけど、
こういう経験はもしかしたら皆少なからずしたのかもしれない、と思った。


阿部ちゃんの受験のエピソードが私はとても印象に残っていたので、そのことがパッと思い浮かんだ。

ジャニーズの活動を一時的に休んで、受験をした18歳の阿部ちゃん。
毎日何時間も勉強して、受験をして、
それでも不合格になって、
何も食べられなくてベッドに一日中いた日があったこと。
最終的に進んだ大学に受かったことがわかってとてもホッとしたと雑誌で言っていたこと。

これは憶測だけど、きっと第一志望ではなかったんだろうなと思っている。
阿部ちゃんの方が、私よりももっと多くの時間をかけて取り組んでいただろうから
正直比べるのもおこがましいけれど、
それでもきっと、今の私みたいに泣いたこともあったんだろう。

そして、私のこの出来事があった当時はSnow Manのデビュー直前だった。

阿部ちゃんが最初に思い浮かんだけれど、
それから少しずつ他のメンバーのことを思い浮かべていって、
彼等がこれから迎えるデビューの日のことを思うと、なんだかそれだけで生きていける気がした。

血のにじむような、というか実際血が滲んだであろう努力の上に彼等が立っていることは間違いないのだけれど、
それでもこういう風に絶望して泣いた夜があっても、
切望したものを手に入れることができる現実が本当にあるのだと思うと、希望はある、とおもえた。
その現実にとてつもなく救われた。


私はあれから1年経った今でも、
まだ自分は全然成長してないな、と思う。
未熟だ。全然まだ、まわりに追いつけていない。
でも多分、あの頃より少しは出来ることが増えた。自分から貪欲に知識を得ようとすることは増えた。
詰めの甘さは元来、長年のものなので相変わらずたまにやらかすし、完璧なんて一生無理なものだとは思っているけれど、あと少しだけ、ここだけ直す、みたいなのは習慣づくようになった。

遠回りせずにストレートで正解を選べたのならどれだけよかっただろうと未だに泣くことがある。
愚かで鈍感にもほどがある。悔しい。
どうして、と自分を責めることは山ほどで、
通勤途中の電車で椅子に座りながらふと当時の情けなさが蘇ってぼろぼろと泣いた日もある。

でも、諦めたくなくてずっとものをつくっている。
難しくて頭を抱えながら情けなさに泣きそうになりつつ、
自分自身の喜びも誰かの喜びも、こつこつ折り重ねながら生きている。そうやって生きて、2021年になった。


Snow Manは、デビュー1周年を迎えた。

1/22には、3rdシングル「Grandeur」を発売した。

色々なことがあった2020年を駆け抜けて、
2021年の始めに発売されたそのシングルのなかにはいっている「ナミダの海を越えてゆけ」が私はとてつもなく好きだ。

1年前のあの日が
癒えない傷や痣になっている私にとって、
彼等がこの歌を歌ってくれることが、
何よりも応援になる。

幸いなことに私のまわりには
私のことを嘲う人は今はいない。
だけど、私のなかに、過去に嘲われたひとだったり、私自身だったりがいて、
それを全部、力尽くでSnow Manが明るい方に引っ張ってくれて蹴散らしてくれているような気持ちになる。

彼等だからこその曲だ。
だからこそ言葉の持つ意味を強く信じられる。

がんばろうと踏ん張れる。
かっこよくなくても叶えたい夢のために生きようと思える。


阿部ちゃんが、アイドルってヒーローみたいだなって、と言ったあのオーラスで、
この人を本当に信頼したいと思った。
自分がアイドルに求めているものを、
この人は全身全霊かけて体現しようとしている。

そして、みんなそれぞれに自分自身が思うかたちで、理想に近づこうと全身全霊をかけている。
そんな9人が揃っているSnow Manというグループが大好きで、大切で堪らないよ、と、空っぽの、それでも輝かしいステージに立っている9人を見つめながらそう感じた。


自分自身でしか癒せないだろうと思ったあの傷が、
その全身全霊さを持っているSnow Manが歌う
「ナミダの海を越えてゆけ」で
少し癒された気がした。
固すぎたものが少し柔らかくなって、傷がまた少し受け入れやすくなった。

そんなの、ヒーローに他ならない。
助けてくれてありがとう。
現実を生きる元気をくれてありがとう。
前を向く勇気をくれてありがとう。

誰も欠けず、9人揃っていてくれて本当にありがとう。


デビュー1周年、本当におめでとう。


2年目はどうか、直接ありがとうの声を届けられますように。