世界にひとつのキラキラ

アイドルについていろんなことを喋るブログです

好きなものへの向き合い方

タイトルのとおり、ここ最近考えていたことがあってブログを書きました。
どこかに向かっての批判とかではなく、私自身のファンとしての在り方みたいなことについてのブログです。
かなり自分本意な意見もあるので、そういうところもあるということを認知していただければと思います。


突然ですが、私は松坂桃李くんのファンです。

桃李くんの正式な芸能活動の始まりは2008年なのですが、私が好きになったのは2010年なので、ブレイクする少し前くらいには好きになっていた、という謎のマウントみたいなのがあります。

ただ、桃李くんがその当時はやっていたファンイベントへの参加も私はしたことはありません。
当時私は中学生だったので、親に「好きな芸能人のイベントに行きたい!」と言える度胸もなく、(言ったら行けたのかもしれませんが)
かといって自分で出せるお金もなく。ファンイベントの申し込みの仕方自体もよく分からず、いつの間にか全然なくなっていました。今も私が知らないだけであるのかな?

この経験があったために、中学生の頃○○のライブに行ってた、とかそういう話を聞くといいな~と羨ましく思います。
これはただの私の話なので置いておきますね。

桃李くんの写真集が出たときも、うわ~~~めちゃめちゃ欲しいけどお金ないから無理だな……とか、
ドラマや映画に出演することが決まっても、話に興味がなかったら見なかったり(でもドラマはまぁまぁ見てた方)。
バラエティーの出演とかはめちゃめちゃ見ますが、それは役を演じてる桃李くんより、本人そのものに近い、テレビに出てる松坂桃李くんが好きだったからです。今でも大好きです。いつの間にか遊戯王の話ばっかりになってたけど。


私は約9年間、桃李くんのことを好きでいつづけているのですが、
私は桃李くんのファンではありつつも、相当ライトに好きでいつづけています。

好きになった当初はまぁまぁ熱量もあったのですが、私はそれなりに、一歩引いた場所で見守っていました。それは今も変わりません。


❄️


どうしてこんな話をしようと思ったのかというと、私はスノーマンにハマってからたったの2ヶ月しか経っていませんが、この2ヶ月間で、自分でも想像できないほどのすごい熱量を使っていたことにようやく気がついたからです。

そして、その熱量の使いすぎで、自分自身がエネルギー切れのようになっていることにも気がつきました。
これは勿論私自身のエネルギー量の問題なので、当然彼等には非はありません。

頭のなかがスノーマンのことでいっぱいになるというのは、なんだかずっと夢の世界にいるみたいな感覚でした。
恋をし始めたてのふわふわした感覚と似ています。寝ても覚めても頭のなかにいました。夢にも何日も連続で出続けてきました。

桃李くんは俳優であるのに対して、スノーマンはアイドルなので、もっと「こちら側」への干渉があります。アイドルは夢を見せる仕事でもあると思っているので、見事に落ちたんだなぁと思います。

だからこれは本当に、ただ私という存在がめちゃめちゃに弱くて、意識的に自己防衛をしないといけないような性質を持ってるせいなのですが、
「頭のなかが全部好きな人のことで頭がいっぱいになる感覚」というのは、幸せながらも少し恐怖を感じました。自分が自分じゃないみたいな感じ。
好きになりすぎて、自分の中身がどんどん空っぽになっていっちゃうような気がしました。

ほんの少し前だけど、歌を歌ってもスノーマンの歌しか歌おうと思えなくて、とにかく知らない昔のことを沢山知りたくて仕方がなかった。
今は大分ましになってます。ちょっと怖いくらいでした。今はチャットモンチーを聴いてます。




・全部知りたい!って思ってたけど、自分が受け止めきれる容量だけにしないと結構頭破裂するし、
自分がどんどん消えてく感じもして怖いし、いざ何かあったときにめちゃめちゃ落ち込んだりするじぶんのこと怖いから、なんか、一番幸せにオタクとして過ごせるのってそれなんだよな 文字が多い


これはさっき私が呟いてたひとりごとです。
大体言いたいことはここに描いてあります。


スノーマンには批判的な意見が寄せられることもあります。
そしてそれが筋が通っていることもあります。
そこはそうだよなぁ、と納得するところだってある。

でも、幸せに好きでいたいと願うのに、悪意のこもりまくったものを見てしまうこともあります。
本人にとっては悪でなくても、私にとっては悪に見えてしまうもの。

批判は大切に読んだ方がいいと思うけど(なんでファンがアイドルの批判受け止めてんですかね、違うだろうよ)、そうでもない、ただの悪意みたいに見えるもの。

そういうものをうっかり目にしてしまったとき、私はそれをすぐに削除して、出来る限り見なかったことにすることができないタイプの人間です。


好きであれば好きであるだけ、勝手に傷つくし、落ち込みます。
それは自分の好きを否定されているように感じるからかもしれません。
好きでいることが間違いのように思えちゃうからかもしれません。



理由は曖昧ですが。
私は今までの熱量を減らして、もう少しライトにオタクをやろうかな、とふと思いました。

ライトにオタクをやる、というのが、上の長々と話した桃李くんの話に繋がります。
あのくらいのライトさ。
好きだけど、好きだからこそ感じる痛みとかもあるし、そういうものを少しでも麻痺できるようにしたいなって思いました。
自己防衛のための手段として、ライトに推す、という風に。

本当は、好きなアイドルのことでちゃんと一喜一憂したいし、いっぱいになるくらい推せたら楽しいけど、どうやらそれはあんまり向いてないんだな~~~、ということに気がつきました。
今までの生き方でそうなってしまったので、これに関しては私しか分からないし、ドクターストップ(?)みたいなのをかけるのも結局自分しかいないので……。


そして、これも呟いてたのですが、


・薄情って思われそうだな~すいません薄情です……
私はかなりメンタル弱いので自分が傷つかないための対抗策としてそうしかできないので…自分の毎日の心だって大事にしたいし、豊かに元気になれるとこだけ拾ってきたいなと思ってるので……


エネルギー切れを起こしたり、自分に関係のない、ただ好きなだけのアイドルのことで落ち込んでいる、ということは自分の日常生活にも若干の影響を及ぼします。

勿論、毎日楽しいと思うことも増えました。
でも、自分がすり減ってるなぁと感じることもあります。
アイドルを推していて、すり減るどころかぐんぐん自分が大丈夫になる感覚がある人もいれば、
ある程度にしておかないと自己がなくなっていくような感覚がある人もいます。
私は後者だっただけの話です。たまに前者にもなれるけど。

人には人の推し方があるし、毎日があるから、私は誰の毎日のことも誰の心のことも出来る限り否定したくはないです。
だから、これはただ私がそうするだけ、という話です。誰かにたいしての否定とかじゃないです。
スタンスというか、そういう話かなと思います。
私にも私の毎日や心があるので。


なんか思ってたよりも自分が不器用で最近自分でビックリしてます。

ジャニーズはとにかく供給が多いし、目まぐるしく情報がきます。それを全部捕まえようとするのは、TwitterのTLを全て見尽くすことと同じくらい、私には労力が必要でした。つまりかなり疲れるってことです。
元々省エネの人間なので、よく考えれば、そんなことしたら疲れるのは当たり前です。


ただ、こんなことを書いてますが、私はFCにも入るつもりですし、素顔も買います。ラジオも聴くし、阿部ちゃんがキテルネに出るなら見る。雑誌も気になるのがあったら買う。

正直これだけでも自分のなかでは相当なハードルを飛び越えた「好き」があります。
それはやっぱり、応援したいな、支える数のひとつでありたいな、という想いが、私にも一応あるからです。力にはなりたいけど、出来る範囲で。

だから無理せず、ゆっくり好きでいることを始めようかな、と思ったので、ブログにかいてみました。Twitterだと長くなるし、ちょっと重い話だし。

「好きへの向き合い方」はそれぞれなので、もしかしたら、この「好き」は、否定されてしまうような、うっすらとした好きかもしれないけど。にわかってなっちゃうのかな。それはちょっと悲しい…。

でも、もしも向き合い方がうまく掴めない方が他にもいらっしゃったら、こう考えるといいのかな~~~とも思います。

結局自分の日常の責任とるのは推しじゃなくて自分だし。私が泣いても推しは助けてはくれないから。私のことをやるしかないのは私しかいないし。
アイドルはただ背中をすごく押してくれるだけなので。


なんか重くなっちゃった……。

読んでいただきありがとうございました。
もうすぐ冬ですね。雪は降るかな。